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13日の日曜日、ZAKIさんと石橋上人とで地元の9条の会の集まりに行って来た。小学生の時に東京大空襲に遭われた女性や元特攻隊の方の生々しいお話を聞くことができた。その中で気付いたことであるが憲法を護るべき立場の人たちが意外と「憲法改正(改め正す)」という言葉を無自覚的に使っているということである。「嘘も100回言うと本当になる」と言われますが「郵政民営化」という嘘より、より強力に「憲法改正」という嘘がじわじわと浸透しているように感じられてならない。それと護憲派の多くがあまりにも9条を前面に押し出していることが気になる。誤解がないように最初から言っておくが私は9条がどうでも良いと思っているのでは断じてない。しかし、飽きることのない北朝鮮報道によって多くの国民が「北の攻撃」に怯えるマインド・コントロール化にある以上、9条を前面に押し出すことは戦略的に非常にまずいと考える。私自身、そういう恐怖を感じる人たちに対して9条を護ることが大切だと説得する術が解らない。彼らにとって北朝鮮と安倍内閣が裏ではつるんでいるという「魔のトライアングル」を持ち出してもあり得ない空想の世界としか捉えられないだろう。彼らにとってユダヤ勢力などという話は陰謀論でしかあり得ない。今の政府が正義にもとづいていないと思う人にとっては有効だと思うが、多くの政府や国家が国民のためにあると思って疑わない人にとっては夢想としか感じられないであろう。

安倍内閣は来る参院選挙において「憲法改正」を争点にして闘うという。それに対して「9条を護れ!」というスローガンは戦略的とはとても思えない。政府のマインドコントロール化にある人たちには「護憲派こそが国を滅ぼす売国奴」に見えているのではないだろうか?私はなんの組織にも属していないブロガーのひとりなので気楽に言えるのだが、冷静に考えるとこの点はとても重要だと思う。

そもそも政府が進めようとしていることは「民主主義の破壊」であり、「奴隷国家の完成」なので、そんなデタラメを告発することは本来ならば簡単なはずである。それが現状、簡単でないのは1.政府のマス・メディアを使った宣伝が強力であることと、2.告発すべき護憲派の宣伝が稚拙であることだと思う。

憲法の根元的あり方を問う意味で私は「憲法ポジマップ」は非常に有効だと思う。改憲案が「民主的か独裁的か」あるいは「国家にとって理想」か「国民にとって理想か」を質すことで自ずとその位置が明らかにならざるを得ない。いくら民主党が自民党に比べて民主主的だと主張しようが改憲案が自民党と同じベクトルだとすればとても民主的と言えるものではない。それをあぶり出してくれるのが「憲法ポジマップ」だと思う。SOBA氏は「国家にとって理想」を「自民・公明の本音」と変えているが私はそこに民主も入ると思っている。もう4年も前に挙党態勢で「有事立法」に賛成しているのであるから、今更「9条についてのアンケート」を行うことに意味があるとは思えない。それよりも「憲法ポジマップ」において民主党の改憲案なるものがどのベクトルに向かうものであるかを突きつけ、国民の前に知らしめることこそが根源的な問いと言えるのではないだろうか?表面的には「民主的」というポーズを取りながら「国民の理想」を「国家の理想」に置き換えたいと思っている点においては大半の民主党の議員は自民党と同じスタンスなのではないだろうか?おそらく彼らのアンケートに対する回答は多くの(マインドコントロール化にある)国民の支持を得られるものになるだろう。そんなアンケートになにか意味があるだろうか?そういう疑問がSOBA氏のマトリックスを見れば見るほど湧いて来る。

1.現日本国憲法が理想に近いものであると言うことは理解できるが、天皇制を含むそれが完全な理想だとは私は思わない。現憲法の位置をすこしづつずらして表現する意味が不明である。社会の進展によって現憲法より民主的で国民にとって理想の憲法が必要とされることは予想できるので理想を明示しておくことは重要である。

2.改悪教育基本法や共謀罪が「現憲法の適用実態」の下に位置しているのが不可解である。改悪教育基本法はまだ実現していない「自民党憲法草案」の精神にもとづいて創られているものであり、そのこと自体が違憲だという専門家の声も多い。ましてや「共謀罪」が「現憲法の適用実態」の元に位置しているというのはピントがずれているとしか言えない。とてもまともに考えたものとは思えない。また未だ成立していないにも関わらず実線で表示されていることにも大きな違和感を感じる。

3.法律は憲法の下にあるものであり、現在の「日本国憲法」の上に浮かんでいる風船は意味不明であり、今やどんどん形骸化されている法律の現状を正確に表していない。

4.根元的な問いを提供するというスタンスから言えばGIFアニメは不要である。どうも軸の向きが本質に関わると大騒ぎされたにも関わらず私の提起した根源性を理解されているようには思えない。「こういうこともできます」というこけおどし的なプレゼンでしかなく、本質と関係のない雑音にしかならない。

日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。


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一昨日は昼間眠くてうとうとしている時間が長かった。晴耕雨読という言葉があるが自然の多いところに居ると雨の日は眠くなることがよくあり、とても雨読とまでいかない。おそらく好転反応とかストレス解消ということが身体の中で起こっているのだろう。おとといは月面着陸のことを書いたのだがついでにマイケル・パイパーという人が書いて太田龍さんが監訳している「ケネディとユダヤの秘密戦争」成甲書房という本を読んでそのことについて書こうと思ったのだが370ページもの大著を細かく読むだけの気力が無く、まだ横に置いたままである。こういう本を読むにはA3くらいの大きさの白紙を置いて人物や組織についての関係図を書きながら読んでいかないととても読解できるものではないことを思い知らされた。なんと驚くことにケネディが暗殺されてから20年の間にその関連で103人もの人が死んでいるということなのだ。

昨日の朝は毎日新聞にざっと目を通したのだが読む気になる記事は何も無かった。6年ぶりに中国の首脳が訪日しようが、そんなことはとるに足らない政治ショーだと思っていたのだが夜7時のNHKニュースを見てそれが国民投票法案の衆議院憲法調査特別委員会での採決の目くらましであったことを確信した。やはりやられてしまった!悔しさがこみあげる。メジャーでのイチローと松坂の初顔合わせというのも目くらまし臭い。民主党の修正協議に与党が応じなかった云々ばかり問題にされていたがそもそも国民投票法案が何であるか、どんな問題を抱えたものかが解っていない国民がほとんどであり、民主党の修正協議云々など言ってみても誰も解らないのだ。海外のニュースと同じようなもので「解る人には解るのだろうけど俺にはさっぱりわかんねぇ~!」というような声が聞こえて来そうである。憲法調査特別委員会のメンバーの中で数少ない護憲派を代表する社民党の辻元清美さんがそのよく通る声で「言語同断!怒り心頭!」と警告を発しても今の政治情勢を解っていない人にとっては「馬の耳に念仏」、昨日の採決がどれだけ大きな事件であるかはまったく解らないのだと思う。だいたい憲法調査特別委員会の与党側委員なんて去年から居眠りや退席ばかり繰り返していた学校で言えば崩壊学級の不良生徒のような存在だったのだ。そもそも権力の蜜に誘われて国会議員にさせてもらった小泉チルドレンごときには憲法のなんたるかさえ解っていないのだ。さぞかしそれらの議員は便秘が治ったかのようにすっきりしていることだと思う。でも中山太郎委員長を始め与党委員は確実に地獄行きの切符を手にされたことと私は確信しているのです。筑紫哲也のニュース番組でも3番目の扱い、フランスの事例を出してみてもしかたがないだろう。まあ日弁連の先生が出ていたことが救いだった。あれあれよく見れば元NHKの膳場貴子さんがキャスターを務めていました。しかしいつ見てもおきれいですね。関係ないか。^^; と思いきやまたまた拉致の話。渡辺秀子さんという方のお子さんがふたり。何で今頃そんな話が出てくるのだろうか?少し前には松本京子さんが教育基本法改悪に対する目くらましとして使われた。まあよく小出しにしてくれるものである。今日はは何が飛び出すことやら?「ぬぬぬ?」さんところにあった「横田めぐみさんの帰国」なんてことが周到に用意されているのかもしれない。

結果を受け入れざるを得ない民主主義の弱点攻撃 【3】 @「横田めぐみが帰ってくる」衆院解散同日選挙と"安倍改憲翼賛体制"の確立(小泉郵政議席の呪縛)より引用

支持率低下の一途の安倍政権のどこにそんな力があるのか?
隠し球は「横田めぐみの選挙前帰国」だそうだ
6ヶ国協議の日本不在の進行は多くの国民に拉致問題置き去りへの失望感、安倍政権への不信感を増大させる

一部アングラサイトが盛んに流している情報によると、米朝間で「横田めぐみの」返還は話がついたと言う
金一家の日本語教師であり金王朝後継者含めた一族に「母のように慕われる」横田めぐみは政府高官と同等の地位待遇にいるのだそうだ
すでに帰国準備のため秘密裏に北朝鮮を離れてヨーロッパ某所に保護?されて引渡しの効果的なタイミングを見計らっていると言う。




私は共産党などは高校生の頃より信用していない。反日共系の組織に属していたこともあるがこの間の選挙戦における対応や共謀罪に対する姿勢を見ていてもまったく信用できる党ではないと思っている。最初から負けることが誰の目にも明らかな選挙区で敢えて二番目の野党候補を擁立することにどんな意味があるのか?はっきり言って自公の援護射撃としか言えないのではないか?愛知知事選、東京都知事選もまったく同じ構造である。「平和への結集」がどう働きかけようがまったく聞く耳のない党なのだ。戦前の治安維持法にさんざん苦しめられた経験を持ちながら共謀罪に対して全党を挙げた闘いを挑まないのか、憲法9条を守るために国民投票法案を阻止する運動を展開しなかったのか?もう怪しいとしか言いようがない。40万人もの党員を抱えながら何もできない党とは何なのか?元幹部でありながら党を追われた筆坂秀世氏の「日本共産党」という本も横にあるがどうも決定的なことは何も書いていないようである。多くの護憲団体もそのホームページから察するに既に白旗を揚げているような状態であることを以前に指摘したがものの見事に私の勘が当たってしまった。そんなアリバイ工作だけしているような団体はただちに解散して欲しい。3年先とやらの投票日まで「偽の護憲」を標榜できると思わないで欲しい。
 
 

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Author:ヘンリー・オーツ
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※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
サバイバル生活を実践しています。彼女と古民家にて菜園と「流しそうめん&明石焼き」のお店を開きたいです。
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