1.閉鎖する言論&開始した言論


kosupure.jpg
ピリカラ納豆・甘納豆」が今日で最後となるようだ。そう言えば最近辞めるブログがいくつかあった。「三輪のレッドアラーム」「カッシーニ・・・」「ヘリオトローブ・・・」etcなどである。思い返せば去年の9.11選挙での自民の大勝を受け、絶望的な状況に危機感を持ち、ブログを始めた。そういう仲間は多い。今やもっと絶望的な状況な中で多くが発言を辞めていけば、後は雪崩的に暴論が増大するのは明かだろう。「良識が増殖する!」などと言っておられる状況ではない。そんな中、オーマイニュースが始まった。「時代状況に抗え ~ 斎藤貴男コラム 」はなかなか読み応えがあった。

かねて怖れていた時代がやってきた。愉快犯の類ではおそらくない。日本のどこかに、ああすることで何物かに「愛い奴らだ」と頭を撫でてもらいたい集団が蠢いている。ある日突然に働き出したのではなく、長い時間をかけて培養された――途中からは大衆の側が積極的に求めてもいた気がしてならないが――思想統制のための暴力装置ではなかったか。

住民基本台帳ネットワークすなわち国民総背番号制度。盗聴法。街中に張り巡らされていく監視カメラ網。地域社会を警察化する市区町村の生活安全条例。自警団の勃興。仲間を信じ合えない、スターリン時代のソ連もかくやの密告社会をもたらす共謀罪、等々。

過去の数年間、一連の監視社会テーマばかり追いかけてきた自称ジャーナリストには、政府が何を目論んでいるのか、手に取るようにわかる。大義名分に掲げられやすい、不特定多数を狙ったテロや犯罪が恐ろしければ、まずは可能な限り除去することから始めるしかない侵略や差別・貧困はそのままに、彼らは抑止力だけを強化・拡充していく。否、恐怖を招く要因あるいは温床はむしろ構造改革や米軍再編(日米軍事再編)、憲法“改正”などによって深刻化させられていく一方だ。

だから怯える。彼らにとって、自らの意志に異を唱えようとする者は、どいつもこいつも“テロリスト”なのである。



「愛い奴ら」は純粋に思想的動機でやっているとは私には思えない。靖国におけるコスプレさえわりのいい日当が動いているのではないかと思う。同じオーマイニュースで民族派とみなされている鈴木邦夫氏は「英霊を静かに眠らせよ ~鈴木邦男コラム 」の中で次のように書いている。

それに今の日本を見たら何と思うだろう。「鬼畜米英」で戦ったのに、そのアメリカとはベッタリで、言いなりだ。アジアの平和のために戦ったのに、日本はアジアで孤立している。首相の「男の維持」が原因で、アジア外交は目茶苦茶だ。「戦争も辞さない覚悟で」などという政治家や保守派の学者までいる。「だったら参拝なんかやめてくれよ!」と英霊は叫びたいだろう。自分たちへの参拝が原因でまた、アジアが戦争になったら、それこそ死んでも死にきれない。

英霊は静かに眠らせてあげたらいい。そのために提言する。ヘリコプターは飛ばすな。軍服、戦闘服の参拝は禁止しろ。靖国神社が決断したら簡単にできることだ。ヘリコプターで上から写真を撮る必要などない。どうしても必要なら近くのビルの屋上からでも撮ればいい。

それに、軍服姿の旧軍人や若者を見て、英霊だって「やめてくれよ」と思ってるはずだ。これは生きてる人間の傲慢だ。自己顕示欲だ。



こんな対米従属を良しとする輩などを右翼と呼ぶのは本物の右翼に対して失礼ではないだろうか?彼らは金で動く単なる権力の犬ではないだろうか?あるMLで「目を覚まして日本人!」というブログの「(その1)戦争の事を理解していない人が多すぎ!」という記事の紹介があり、読んでみた。源頼朝による奥州攻略や徳川家康による豊臣攻略を例にしている。

奥州藤原氏に憲法9条があったら戦争せずに済んだと思いますか?
奥州で反戦運動が盛り上がったら戦争せずに済みますか?

金満国家奥州で、平和を謳歌している人々が平和が一番さぁ~♪なんて、気楽なことを言っていれば、戦争せずに済みましたか?

もう、ここまで言えば、判りますよね?

戦争は2国間のうち、戦争をやりたい方が「法則」を発動させるのです。



コメントするのも馬鹿馬鹿しいほどの話の飛躍である。現代の外交と昔の日本の中での外交を同じ土俵で問題にすること自体がピントがずれているとしか言えない。「魔のトライアングル」という一見ややこしい関係が外交の世界の中にある限り、このような単純な主張は権力の意志を実現するのを後押ししていると言える。

2.加藤紘一氏宅放火テロ事件問題共同アピールに賛同を!


asanuma.jpg 
大地実さんからの呼びかけに応えて転載させていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
首題の件の続報です。転送・転載歓迎 重複の場合乞許

●ジャーナリストの斉藤貴男さん、国立市長の上原公子さんも呼びかけ人に加わりました。
●9月5日(火)13時、日本弁護士会館で記者会見が決まりました。

8月29日、首題の件で下記の呼びかけが送られてきました。私は、さっそく賛同人になり、ぜひ多くのみなさまがたにも賛同人になっていただきたく、ご連絡申し上げましたところ、おかげさまで賛同人が殺到しているそうです。

●集約先(平和遺族会事務局の佐々木さん)から私(大地)のところへ下記の依頼のメールが来ました。「賛同の声が殺到し、個人としてのキャパを超えつつあります。ですから、私(集約先)のアドレスでももちろん構いませんが、大地さんが一定数をまとめて送信していただくと助かります。」

よって、依頼に応えさらにできるだけ多くの賛同人を集めたいので、私(大地)のメールminoru_taichi@yahoo.co.jpに送信くだされば、私の方で一定数をまとめて集約先へ送信いたします。なお、みなさまのほうでも一定数をまとめられ送信してくださるならば、助かりますので、よろしくお願いいたします。あらためて以下も送信します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

加藤紘一氏宅放火事件=「言論封じの政治テロ」を許さない共同アピールに賛同を! 賛同人集めにご協力を!

靖国問題を巡って起きたと思われる加藤紘一衆議院議員自宅放火事件について、「言論封じのあらゆるテロを許さない」との立場から、できるだけ広範な人々の賛同で共同アピールを上げようという呼びかけが別紙のようになされていますので、ご協力をお願いします。
                                     
●趣旨
別紙のアピール文のように、今回の加藤紘一氏放火事件を「言論封じ」の大きな問題と受けとめ、言論の自由および民主主義を守るために、広くアピールすることを目的とします。 なお、今回は呼びかけ人の4氏が、それぞれの思いを個人として表わしたもので、事務局も含め、すべて個人の意思によって行動しています。
 
このような個人の意思をお受けとめいただき、全国各地に草の根のように声を広げていきたいと考えていますので、趣旨にご賛同いただきました方はお名前(肩書き)(肩書きは書かなくとも可です)をお知らせください。また、各地で同様の動きをつくり出していただきますようお願いします。

●賛同人の集約先は
・メール  shiratlk@jcom.home.ne.jp

 
●アピール
加藤紘一氏宅放火事件 私たちは「言論封じ」のあらゆる政治テロを許さない

六十一回目の終戦記念日となった八月十五日夕刻、元自民党幹事長加藤紘一氏の山形県鶴岡市にある実家と事務所が全焼した。敷地内で腹部を切って倒れている男が発見され、男は東京都内の右翼団体幹部であることが判明した。簡易鑑定では、火の気がなかったとされる実家一階奥の寝室で金属製の缶二個が見つかり、周辺からは油類が検出された。状況はこの男の放火であることを示している。確保された男は一命をとりとめたが取り調べに応じられない状態で、真相はなお多くの点で捜査の解明をまたなければならな
い。
 
十五日早朝、小泉首相はA級戦犯が合祀される靖国神社に参拝した。中国、韓国などアジア諸国からの非難、国内では賛否両論のなかでの強行だった。加藤氏は自民党内で首相の靖国参拝に疑問を呈し、メディアでも「参拝するべきではない」と批判を繰り返していた。男の所属する右翼団体は、過去にも天皇訪中に関連し宮沢首相(当時)の私邸前で割腹自殺未遂事件を起こしている。 この放火は加藤氏の言動を敵視する者による、まぎれもない「言論封じ」の政治テロである。

近年、右翼は靖国問題をめぐる活動を活発化させている。昨年は小林陽太郎富士ゼロックス会長宅に銃弾が郵送され、今年一月には自宅玄関前に火炎瓶が置かれた。今年七月には日経新聞東京本社に火炎瓶様のものが投げ込まれた。小林会長は「新日中友好21世紀委員会」座長として、昨年から小泉首相の靖国参拝を批判していた。日経新聞は靖国参拝の是非をめぐる論議を呼んだ「昭和天皇発言」の富田メモを入手、スクープしていた。事件とこれらの関連性は、実行犯が真意を明らかにすることをしないため、推測の域を出ない。
 
だから卑劣なのだ。実行犯は語らなくとも、目的は達せられている。事件は自由な発言への恐喝、脅しであり、言論の自由への封じ込めに結果することだけが明白だからだ。自由な発言が守られなくて民主主義はない。民主主義にとって、政治テロはけっして許されてはならない敵である。

私たちは、こうした「言論封じ」を目的とした卑劣な政治テロを断じて許さない。戦後だけでも、わが国で右翼によるテロはこれまで絶えることがなかった。昭和三十五年、浅沼社会党委員長刺殺事件。三十六年、嶋中中央公論社社長宅殺人事件。放火事件では三十八年の河野建設相宅放火事件があった…。 今一度思い起こそう。戦前、政治家が次々とテロに倒れ、気づいた時すでに政党政治は形骸化し、戦争へと真っ直ぐに進む道だけが残されていたことを。

加藤氏は「政治家である以上、どんな状況でも今後も発言していく」とテロに屈しない決意を語っている。しかし、政治テロとの闘いをひとり被害当事者だけに委ねてはならない。民主主義が脅威にさらされている。勇気の結束を示すため、私たち一人ひとりが声をあげよう。私たちは「言論封じ」のどのような政治テロも許さない!

二〇〇六年八月二十八日

呼びかけ人  
 鎌田慧(ルポライター)、
 西川重則(平和遺族会全国連絡会代表)、
 内田雅敏(弁護士)、
 小倉利丸(ピープルズ・プラン研究所共同代表)
 上原公子(国立市長)、
 斉藤貴男(ジャーナリスト)

スポンサーサイト



 
 

CalendArchive

 

時計(ClockLink.com)

 

プロフィール

ヘンリー・オーツ

Author:ヘンリー・オーツ
●個人サイト
Henrry's talking to myself
http://henrry.net
※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
サバイバル生活を実践しています。彼女と古民家にて菜園と「流しそうめん&明石焼き」のお店を開きたいです。
●詳細プロフィールは・・
http://henrry.net/
profile.htm

●e-mail
henrryd6@gmail.com
●Facebookのアドレスは・・
https://www.facebook.com
/henrry.oates

当ブログのリンク構造をご覧ください!

 

「武器商人を経営分析する!」

 
 
 

月別過去記事一覧

 
 

全ての記事を表示する

 

QRコード

QR
 

Amazonお買い得商品

 

アンケートです!

アンケート
性別・年代を教えてください!
男性20代
男性30代
男性40代
男性50代
男声60代以上
女性20代
女性30代
女性40代
女性50代
女性60代以上

 

お奨め書籍









 

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

 
 

Keshe Foundation


KesheFound
 

亡国電波戦犯

ブログ記事上で投票によって決まったワースト順位です。クリックしていただきますと別窓で大きな画像が開きます。
 

ソルフェジオ528Hz

 

大津久郎出版記念講演


 

小淵沢勉強会「世界の嘘とその真相」



 

悪党天国日本♪チャチャチャ


 

アアアのアホ太郎♪


 

増山麗奈のいかす!チャンネル


 

PCトラブル

PC&ネットのトラブル解決便利屋を始めました。定期的な点検・整備もおまかせください。くわしくは 「パソコントラブル4000円♪ネットがすいすい訪問サービス」を始めます!をお読みください!下のメールフォームよりお問い合わせください。
 

メールフォーム

名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文: