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新自由主義が荒れ狂い、愚かなる既存メディアが大本営発表しかしない現代日本。ややこしく見える問題を根元的な視点で簡単に説明し、あるべき未来の姿を問い続けます!

今こそ「司馬史観」を絶つ時!

2007-01-18 14:15
副島隆彦さん原作の劇画「属国日本史 幕末編」を読んだ。ネットで知り、おもしろそうだったので池袋にある「ジュンク堂書店※神戸が本店で座り読みができる。」で少し読み、ネットの図書館検索で所蔵があることを知り、借りに行き1時間ほどで読んだ。劇画ではあるがその歴史認識は「司馬史観」の後生に捏造された歴史観と違うリアリティを感じさせるものであった。「昭和史からの警告」を読んだ時は明治維新の真実を知ってかなりショックであった。日本人の多くは左、右を問わず司馬史観に強い影響を受けている。何故、私が過去の歴史に拘るかというと過去の歴史の正確な認識なしに現代の正確な認識はできないと思うからだ。「歴史」とは常に勝者の「歴史」であり、「偉人」と呼ばれる人は勝者を支持したが故に「偉人」と呼ばれることが多い。そんな偉人の中でも坂本龍馬や高杉晋作は多くの日本人に支持されている。それらの人たちはほとんどが司馬遼太郎の小説を読んでいると思われる。かく言う私も「竜馬が行く」や「世に倦む日々」などの影響を受けている。特に高杉晋作による「功山寺挙兵」は日本の歴史の中でも快挙であり、好きな物語であった。司馬氏の小説には当時イギリスの外交官であったアーネスト・サトウやグラバーの話は出てこないが「快挙」の裏にイギリスの武器の援助があったことが最大の勝因であったのだ。鳥羽伏見の戦いは兵数では薩長軍が4500人。対する幕府軍が15000人なので本来なら幕府軍が圧勝するであろう兵数差であるがアームストロング砲などの武器力の違いが大きかったのである。

同時に「九条の会・さいたま」が発行している「アジア侵略思想のルーツ」という小冊子も読んだ。まさに共時性という言葉がふさわしく闘うべき相手は司馬史観だと断罪されている。OCRで読み込んだページを引用させていただく。

さっき司馬遼太郎に少し触れましたが、三段論法式に言いますと、ここにいらっしゃる方たちは九条を守るために集まっている。九条を撤廃して戦争ができる「普通の国」を作ろうとしていかえる人たちは、みんな「偉大なる明治時代」に還りたいという人たちです。彼らの思想的背景にあるものは、一言でえば司馬遼太郎の主張です。九条を守るにしても、矛先を九条そのものに向けないで、司馬遼太郎あたりのマヤカシに満ちた思想に戦いの矛先を向けるべきではないでしょうか。皆さんの平和勢力が闘うべき真の相手は「司馬史観」だと言っていい。皆さんは、単に「九条を守る」ことからちょっと観点を外して、司馬史観に向かって闘いを挑んでほしいと思う。しかし司馬史観というのは巨大な勢力であって、この闘いは非常にしんどい闘いだと思う。しかしながら、一見遠回りであるようなこの迂回路を経ることなしには、日本が朝鮮半島を合めてアジアとの平和共存の目的を達成することは非常に難しいだろうと思います。これが結論です。ちょん・ぎょんも氏 「近代日本の出発点」P20



また同じ本の中で竹内好(たけうちよしみ)先生の言葉を紹介されている。

明治時代、日本は自分ではそう意識せずとも国際帝国主義に操られて、盲目的にその手先を務めたに過ぎないのであって、名は独立でも実は他人の奴隷であった。



まさに平成の今、安倍内閣によって同じ歴史を歩まんとしているのである。おろかしいことと言わざるを得ないのです。

ある方から次のようなメールを頂いた。

毎日新聞に次のような記事がありました。

「国民投票法案:早期成立に意欲 民主・鳩山幹事長」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070111k0000m010137000c.html

何とか反対活動を広げなければなりません。
いろいろな人に呼び掛けてみます。



時はあまりありません。民主党も自民党と同じ穴のムジナなのです。民主党に期待することは改憲を支持することに他なりません。このことを我々は歴史から学ばねばなりません。

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