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1.シュミレーションゲーム


きっっこちゃんの4月4日の記事「絶対に正当化できない戦争」を読んだ。無性に泣けてきた。書いてあることはあまりにも普通のことなのだがそういう普通のことが今や極めて稀少になっているがために感動させる力を持っているのだと思う。きっこちゃんは私の娘より5歳年上なだけだから私が20歳の時に子供が生まれていたとしたらきっこちゃんと同い年という訳である。そんなに若いきっこちゃんであるが今やブログの世界では超有名で既存のメディアを動かす力を持っているというのは逞しいかぎりだと思う。最近の彼女を見ていて思うのは本も出版され有名になればなるほどその言論に対する重い圧力が増していると予想されるがそういう圧力が増せば増すほど彼女に書く力を与えているように思える。あれだけ多くの生情報を元に悪事を告発されると既存のメディアが死んでいる今、放つ光が大きい故に妨害も大きくなるのは容易に予想できる。

20年以上前に光栄のシュミレーションゲームにはまったことがある。それは「信長の野望」とか「トップマネジメント」であった。夏休みには和歌山の白浜にある会社の保養施設によく行ったものですが疲れが溜まっていて子供を妻にまかせてビールを飲みながらひとりゲームに興じていたものでした。この何年間か時間はたっぷりあったのでしょうがゲームは一切しませんでした。そういうことで時間を潰すことが嫌だったからです。最近、ダイソーの100円ショップで「戦国の兵法者」という100円のシュミレーションゲームを買いました。まあタダでも凄いソフトがいろいろある時代なので少々のことでは驚かないのですが、その完成度の凄さに驚いてしまいました。

何故、わたしたち男性はこういうソフトが好きなのでしょうか?おそらく過去生における合戦で無念な最後を遂げた魂が多い故に、爽快に勝利を味わうことができるゲームの世界で快感を感じるのではないでしょうか?私が買ったゲームは合戦における戦術を競うゲームです。すなわち各部隊をどういう陣形で、どう配置し、駒をすすめるかが勝敗のポイントになります。陣形のことなどほとんど知らなかったのですが人間の心理がその奥にあるわけでなかなか興味深いものなのです。

2.くだらない本を読むのは時間の無駄



以前に太田龍さんによる「長州の天皇征伐」という本を紹介しました。そこで幕末以降の日本の歴史が如何に捏造されているかを報告しました。この本はかなり分厚かったのですがおもしろいので一晩で一気に読んだものです。最近、阿修羅などで紹介されている「操られた龍馬」を読みました。サブタイトルには「フリーメーソン」の名前もでてくるのですがはっきり言って非常に退屈な本でした。著者の息づかいが感じられなく何が言いたいのかがよくわからない本だったので最後の数ページを残したまま図書館に返しました。NHKに時事問題を扱う「視点」という番組がありますがあの感情のまったく入っていない退屈な解説を思わず連想させるような本でしかありませんでした。「フリーメーソン」で検索して出て来る本の多くはその活動を賞賛するものが多いので要注意なのです。副島隆彦さんが監修されている幕末をテーマにした漫画(タイトルを忘れました。)はもう副島さんの正義漢としての感情がむき出しで非常に興味深かったのでした。幕末には本当にいろんな出来事が起こっています。それらの表面的な動きの背景にあるものときちんと関連づけがなされない限り、何がなんだか解りません。そういう意味では同じマンガでも石森章太郎さんの「マンガ日本の歴史」42・43などを読むと何がなんだかさっぱり解らなくなってしまいます。

既に今の歴史教科書自体が歴史の真実とはほど遠いものなのです。坂本龍馬や高杉晋作というヒーローは実はそのような者ではなかったのではないか?彼らは開国という言葉で国を売った売国奴だったのではないか?初代総理大臣を務めた伊藤博文こそが売国奴の代表であったと推定される事実。そのようなことは今の歴史教科書には何も書かれていません。

3.戦争の残酷さ



戦争の残酷さはどこから来るのだろうか?それは戦争という異常な場面において個々の生命に必ず備わっている生存欲求が極度に犯されることから来る反動故になされることが多いのではないだろうか?織田信長が浅井、朝倉を攻め滅ぼした時に祝いの席にだされたのが彼らのしゃれこうべに金箔を塗った徳利であった。信長の妹で浅井長政に嫁いでいたお市の方はそれを見て卒倒したという。これも逆に考えると信長自身がそれだけ恐怖を感じていたという裏返しではないだろうか?同様に20代の若者が明日も知れぬ身となった時に「種の保存」という本能が大きく彼らを支配してしまうことは容易に想像できる。源平の争乱のおり、平氏を都から追放した源義家の兵士が京においてさんざん狼藉や強姦を働いたのも同じようなメカニズムからだと思う。それはいかなる時代にも存在する人間の性(さが)と言えるのではないだろうか?

従軍慰安婦問題について大地実さんがコメント覧に長文の投稿をしていただいた。全部読もうとしたのだが途中で挫折してしまったのです。当然あったとされる歴史的事実について「なかった」と言い張るのが「美しい国」のすることなのだろうか?まったくもって醜い責任逃れとしか言いようがないのだ。国際法というのは戦争を起こすのはしかたがないとしてもその戦争においてあまりにも惨いと考えられることは自粛しようというルールだと思う。そのような国際法に照らしても慰安婦の問題は違法であり、国際的には容認されないことなのだ。やくざの抗争にもやくざ間のルールがあるということと同じことなのでしょう。以下、大地さんが紹介していただいた記事から気になったところとそれに対するコメントを述べたい。

1.「これら女性の約25%のみがこの毎日の虐待から生きのびたと言われている。」
たった25%しか生きのびることができなかったということはそれだけ過酷な行いを強いられたということなのでしょう。

2.「日本国政府は旧日本軍のこれら行為に対する関与についての道義的責任を認めたが、日本はすべての法的責任を否定し続けている。」
まさに頭でっかちな役人の詭弁としか言い得ないのではないでしょうか?

3.「旧日本軍占領地域内において日本軍人が住民に対し強姦等の不法な行為を行い、その結果反日感情が醸成されることを防止する必要性があったこと」
いわば自然発生的な無秩序状態を避けるために軍がオブラートとして国際法上不法な行為にお墨付きを与えたということでしょう。

4.「戦争の拡大とともにその人員の確保の必要性が高まり、そのような状況の下で、業者らが或いは甘言を弄し、或いは畏怖させる等の形で本人たちの意向に反して集めるケースが数多く、更に、官憲等が直接これに加担する等のケースもみられた。」

これはもう拉致とほとんど同じなのです。この事実に誠実に対応できない政府が北朝鮮の拉致を一方的に攻めたところで国際的にはまったく説得力がないと言わざるを得ないと私は考えます。

4.沖縄戦における集団自決



安倍晋三ら戦争屋は戦後はじめて国をあげて仕掛ける戦争に向けて必死で無理のある歴史捏造にやっきとなっている。国が戦争において殺人を国民に強要するときそこに「美しさ」や「正義」などあるわけがない。沖縄戦の犠牲者の生き残りがまだ生きている今、それらの犠牲者の傷が未だ癒えてもいないにも関わらず、軍が集団自決を命じた事実はないなどという破廉恥な嘘を言い、教科書から削除するというとんでもない暴挙に出た。信じられない歴史の捏造である。およそ普通の国民の普通の感情を逆撫でしてまでも過去の歴史を美化したい戦争屋のわがままな思いが良識ある日本の国民の怒りに火を点けたのだ。

アメリカ人の発想だと国民の自由を守るために戦争があるのであってもし敵が攻めてきたとしたら民間人はおとなしく降伏するのが当たり前と考えるのではないだろうか?だから沖縄戦において軍の命令で集団自決するなどということは普通のアメリカ人には理解できないことであったのではないだろうか?もちろん神風も信じられない。集団自決などもっと信じられない。そういう日本の大和魂?に恐れをなして原爆が使われたという経緯があったのかもしれない。

※今日の一句 新聞とといて白米ごはんととく その心は?
 かすだらけ 

3月までは玄米と少しのおかずで満腹になっていたわたしですが最近はどんぶり一杯の白米ご飯をたべてもすぐにお腹がすいてしまいます。それだけ白米ごはんがかすだらけということだと思います。同様に仮に「読み朝る毎」に全て目をとおしても3分とかからないでしょう。そんなものを読むより、きっこちゃんのブログや保坂さんのブログを読めば大事なことはほとんど書いてあります。まるで玄米ごはんのようなのです。

5.Mさんの詩



となりのMさんが書いた詩を私が校正してテキスト化しました。

残りの人生    

人は皆、誰でも幸福になりたい
そして苦労などしたくないと思って生きている
だが現実の社会は決して甘くない
皆、悩みがあり、苦労がある
楽しい事より苦しい事が多いのが
人生ではないだろうか

でも、人は皆、幸福になる
権利があるはずである

私はホームレス者である
私たちホームレス者は人生の
負け犬かもしれない

でも私たちホームレス者は多数居る
現実の社会には悪の一面があると思う

今日、政治家のバッチをつけながら私欲のため
罪を犯す人たちが目立つ

私たちは弱者で負け犬かもしれないが
むしろ私たちの方がより人間らしいと
私は思う

人は皆、誰でも現在の生活や立場より
少しでも良い生活や立場を願い、そして
祈り、小さな希望を抱いて生きている

私は二ヶ月ほどの現在の生活の中で
人生について色々と悩み、考えた
そして自分の過去の人生のわびしさ
むなしさに涙を流した

ただ、今の私はけっして若いとは
言えない
自分の身体が動き、元気であれば
もう一度仕事がしたい

できれば調理の仕事がしたい
入れ歯の私は味見をすることも
うまくいかないので無理かもしれないが
もう一度、包丁人生を生きてみたいと思っている

今の私の楽しみ 否、生き甲斐
と言った方が正しいかもしれない
それは文章や詩を書くことである

現にこちらの職員である福島さんに
「青春」そして「桜」という詩を書き
読んでいただいた。

そして「桜」という詩では
心の扉と言うことを伝えたつもりである

時の流れ、また、医学の発展に伴い
高齢者社会になって来た事実
それに伴い社会福祉が重要視されるのが
こんにちの社会ではないだろうか

とにかく私は働きたい 仕事がしたい
手にしびれがある我が身ではあるが
働いて二人の義姉にお礼をしたい

幼いとき母を失った私には
二人の義姉は時には母にもなってくれた
私の心にはいつも二人の義姉が生きている

加えて耳の悪い私にはなかなか良い仕事に
恵まれないかもしれない

それでも「勇気の心」や「挑戦の心」を忘れず
残りの人生を精一杯生きていきたい

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プロフィール

ヘンリー・オーツ

Author:ヘンリー・オーツ
●個人サイト
Henrry's talking to myself
http://henrry.net
※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
サバイバル生活を実践しています。彼女と古民家にて菜園と「流しそうめん&明石焼き」のお店を開きたいです。
●詳細プロフィールは・・
http://henrry.net/
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●e-mail
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●Facebookのアドレスは・・
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