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1.音楽による情報操作が右傾化の要?



globe.jpg私は普段は小説をあまり読まない。美術的な感性がまるでだめなので風景描写だとか心理描写を読むのが退屈なのだ。ただネットで知り合った鐸木能光(たくきよしみつ)さんの作品は例外中の例外である。「メールアカウント」の「アカウント」という言葉が本来どういう意味を持つか疑問に思い検索し、鐸木さんのサイトに遭遇することができたのです。「デジタルストレス:夫婦共有のメールアドレス」というコラムにおいて如何に夫婦でメールアドレスを共有するということが非常識なことであるかを事例を交えて書いてあった。プロフィールを読めば小説家でCDも出している音楽家で且つパソコンについての本も何冊か出しているという。まさに多羅尾伴内的なマルチアーティストである。ただし大衆受けはしない。どちらかというと私のような凝り性でマニアックな人好みである。しばらくして彼のメーリングリストに入ったのだが、その10人もいないメンバーのひとりがあの喜八さんであったのです。この文章も「ワードを捨ててエディタを使おう」という鐸木さんの本を読んでから使っているQX-Editorで書いている。ワードは普通の人よりずっとずっと本格的に使えるが普段使うことはほとんどない。というか欠陥ソフトの代表だと確信している。むしろフリーソフトであるOpenOfficeのwriterはPDFファイルが作れるのでよく利用している。QX-Editorの作者が作ったクリップボードソフトQTClipはWindows環境においてなくてはならないものだと思う。漫画喫茶などへ行くと不便でかなわないのである。(※最近はノートパソコンとLANケーブル持参で行くことが多い。既設のLANケーブルを延長させるため100円ショップで入手した継ぎ手をつけている。)

彼の小説には彼がモデルと思われるミュージシャンが主人公としてよく登場する。そしてそのミュージシャンは同時にインターネットを駆使している。このあたりは鐸木さんの独断場という感じで音楽もインターネットもマニアックに好きな私にはたまらない。探求心も常人を遥にしのぐものを持っておられる。

そう言えば平和運動をしている人には音楽家あるいは音楽マニアが非常に多い。平和省のきくちゆみさんはフルートが上手だし、ゆみさんと一緒に演奏する副代表の西宮のゆきちゃんは元大阪芸大の講師でピアノはプロである。(※知人のミュージシャンであるウォン・ウィン・ツァンさんのCDと楽譜を貸したままになっている。)ゆみさんの旦那さんの森田玄さんはアメリカンフォークグループの遺跡(笑)とも言えるキングストントリオのコピーバンドをされていて本物より上手だとの評判である。私はキングストントリオの次にデビューしたブラザースフォアにしびれてギターをもち始めた人間なのでぜひ玄さんとデュエットしたいと願っている。

イラク戦争が開戦された時、ワールドピースナウのパレードで先頭を切っていた星野ゆかさんもミュージシャンである。マイクで呼びかけている調子がすごく音楽的だと思っていたら図星でミュージシャンだった。せめて自主制作でCDを出して欲しいと願っている。彼女のだんなさんの内山隆さんもなかなか才能のある方で音楽もたっしゃである。

ZAKIさんと知り合ったのは千葉県の栗源町というところに建てられた共有別荘である「くりもとミレニアムシティ」においてであった。1ケ月に一度ワークショップがあって食事時のミニコンサートでセッションをしたものでした。まさかそれからわずか2年後に共謀罪反対の闘いで寝食をともにするようになるとは思いもよりませんでした。

昔のまともな音楽の洗礼を受けている人にとって小室ファミリーの音楽などは麻薬のようなもので本来の音楽的感動とは無縁のものであり、中毒に陥ることにより洗脳されてしまう副次的な効果を持つのではないかとずっと思っていたわけなのだが、その時に鐸木さんの「アンガジェ」を読んでますますその仮説が正しいと思えたのだ。


鐸木能光「アンガジェ」読売新聞社より引用 P192~P195

情報操作の研究はアメリカが最も進んでいると言われているが、情報操作研究の中には、一般国民の独自の思考能力を弱める、一種のマインドコントロールの研究というものも含まれる。世界人口の増大と、環境破壊や食糧難から派生する数々のパニックの発生は、近い将来不可避になってくるであろう。そのとき、パニックを最小限度に抑え、かつ国民世論をスムーズに操作するためには、ごく少数のエリートと、そのエリートにコントロールされる大衆という構図を強化させることが不可欠である。そのためには、武力以上に、情報戦略と大衆のマインドコントロールが重要になってくる。

もともと戦争のような有事においては、物理的な戦力以上に、国民を一糸乱れず統制するマインドコントロールの方法も国家権力者にとっては重要課題となるのだが、情報時代といわれる現代においては、国民の感情や思想を短時間のうちに操作することは極めて難しい。だからこそ、日頃から大衆をマインドコントロールしやすいような土台作りが求められる。

テレビの登場により、日本人は「一億総白痴化」したと評したのは故・大宅壮一だが、文字通りの国民白痴化は、単なる暴動や生産力低下につながる。システマティックな行動には、ある程度の洗練された従順さを示させることが不可欠だ。そのための教育は最重要視され、インプットとアウトプットの一方方向性が強化された教育制度が着々と整備されていく。外部からの命令には素直に従う。従うだけの知力は備えている・・・・そうした指示待ち規格人間の養成に関しては、日本は断然世界一と言えるだろう。

一方で、創造的、独創的、懐疑的な精神活動は抑制されなければならない。これは画一的教育システムによってある程度達成されるが、そこからこぼれ落ちた若者たちや、反体制に目覚めていく一部インテリ層には効果が薄い。そうした人々をも包括した、広範囲でサブリミナルな精神改造の方法はないものか?

コントロールする側の人間は数が少ないのだから、手段として物量や手間暇を要求するようなものは不適である。極端な話、国民一人一人にロボトミー手術をするわけにはいかない。また、洗脳の意図を気づかれてしまう事態は最も避けなければならない。

中略

音が人間の精神に大きな影響力を持っていることはかなり前から分かっていた。例えば完全に無音の空間に長時間置かれた人間は、幻覚や幻聴に悩まされ始め、ついには分裂症の兆候を現す。また、別の実験の結果、従来人間には聞こえないとされていた二万ヘルツ以上の高周波が、精神安定に大きく関係しているらしいということも明らかになりつつある。同じ音楽でも、高周波をふんだんに含んだ演奏は、高周波がまったく含まれていないCD再生よりも、リスナーの脳内におけるα波の活性を促すのである。

中略

その結果、若年層の脳の、音に関する感動の傾向は見事に均一化させられた。つまり、有事の際に一部エリートたちの意志によってコントロールされるための下準備はほぼ完了した。後は、この空白の領域に、より積極的にメッセージを埋め込むことができればよい。



アメリカンフォークは公民権運動からはじまりベトナム反戦の運動に深く影響したし、ビートルズの流れもジョン・レノンが中心となってラブ&ピース→SAVE THE EARTHの運動に大きな影響を与えた。日本においても全共闘運動が盛んであった時、同時に新宿西口において連日にようにフォークゲリラがあった。このように当時の若者の音楽は反体制を象徴していたのだ。それがどうも80年代後半くらいから様子が変わってきたように思う。若者の音楽から牙や知性が抜け、無機質で音楽性とは無縁な単調な刺激だけの「いらつく」音楽が蔓延しだしたのである。

ファミリーの中のプロジェクトチームにより商業音楽が企画、制作されるときそこには既に個人の思いは無視され、バーチャルな偶像が演出される。この小説では拒食症の歌手が詩を残して死んで行くように捏造されるのだ。※ミュージシャンの死は他殺の可能性も大きいということだろう。

2.おとこたちの大和



昨日、携帯電話の小さな画面でしかもノイズで画面がちらつきながらも夜の11時20分くらいまで数年前に話題になった「おとこたちの大和」を見た。やはり想像どおりのくだらない戦争美化映画であった。従軍慰安婦の問題、集団自決の軍による強要に見られるように戦争というものは覆いがたい悲惨な結果を招くものである。故、黒沢明監督が常に追求したリアリティがこの映画にはまるで感じられない。例えば源平合戦のひとつに富士川の闘いがあった。挙兵して大軍となった頼朝を討伐すべく平氏の大軍が富士川まで進めるのだが少しの物音に怯えて一斉に飛び立った水鳥の羽音を聞いて源氏の大軍の奇襲と勘違いした平氏軍が恐怖のあまり一斉に退却してしまったのである。これはまさに人間の究極の心理というものであろう。それが味方の戦闘機の護衛も無く、片道の燃料だけを積んだ大和がいわば特攻的な出陣に際して、一丸となって死に場所を求めるであろうか?幕末には確かに白虎隊の自刃という出来事もあった。だから同じ15歳である初年兵が同じような行動をしても自然であると言えるだろうか?私には相当無理があるように思える。ましてや怪我で入院していた兵士が病院を抜け出て大和に殉じるというようなことがあったのだろうか?普通の人間ならば己の幸運を密かに喜ぶのではないだろうか?

戦艦の搭乗兵はどれだけ多くの敵の戦闘機が襲いかかろうともいわば「背水の陣」であり、逃げることができない。そのような状況の中で正常な心を保つことができるのは相当胆力を鍛え上げられた人間だけのように思える。黒沢明の「椿三十郎」だったと思うがやくざの抗争シーンでお互いに恐怖を感じあっているやくざどおしが後ずさりする光景があるが大和が最後を迎えた時は恐らく阿鼻叫喚の地獄絵があったと思うのだ。硫黄島から奇跡的に生還した元兵士は家族にすらも口を閉ざしていたという。それは戦争というものが美化できるようなシロモノではないことを如実に示していると言えよう。

戦艦大和の最後

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ヘンリー・オーツ

Author:ヘンリー・オーツ
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※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
サバイバル生活を実践しています。彼女と古民家にて菜園と「流しそうめん&明石焼き」のお店を開きたいです。
●詳細プロフィールは・・
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