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1.「月面着陸」は大嘘だった!


rocket.jpg2005年9月16日のこのブログで「人類着陸はなかった?」という記事を書いた。そこで紹介した副島隆彦さんの「人類の月面着陸は無かったろう論」を今読んでいる。これがもうどえりゃ~おもしろい本である。アメリカという戦後世界に君臨する大国の政府が全世界の人々に対して「歴史を捏造した」大犯罪を告発する本である。

1969年7月16日にアメリカの宇宙ロケットアポロ11号が人類初の月面着陸をしたと報道され、世界中が大騒ぎとなった。あれから既に38年の年月が流れた。私はこのことがずっと不思議でならなかった。もし月面着陸が本当だったとしたらもうそろそろ民間人の月旅行くらいあってもなんの不思議でもないのに未だそういう話が無いのはどういう訳なのだろうかと。それがこの本を読んで知ったことなのだが1969年7月から1972年12月までの3年半の間に、計6回の月着陸を行い、12人の飛行士が月面に降り立ったということなのである。

アメリカという国は建国以来ヤラセの得意な国である。真珠湾のそれ、911のそれ・・・。もう多くの人が告発し、そのヤラセぶりが多くの人に知られつつある。私は真の意味でのインテリ度=知的レベルを測定するのに、911ほど適切な事件は無いと思っている。いくら有名大学を卒業したエリートと言われる人であっても、911がテロリストによるテロと理解しているとしたらその人の知的レベルは小学生並としか言えないと思う。ただ真珠湾にしても911にしてもそれが実際に起こったことを誰も疑うことはできないだろう。だが月面着陸を現地で実際に目で確認した人は誰もいないのである。911に関してはリチャード・コシミズ氏の「純粋水爆」説がもっともリアリティを感じさせる。確かに氏が指摘されているように政府はかなりのドジを踏んだように思う。しかし月面着陸について副島氏の本を読むとドジどころかあまりもの嘘の演出の稚拙さに同情すら感じてしまう。当時の当事者たちは今、嘘をついても何年か後に月面着陸に成功さえすればその嘘も誤魔化せると思っていたのではないだろうか?ところがだ!3年半の間に6回も成功したとされているにも関わらず、38年経った今でさえまだ本当らしい月面着陸のニュースはないのである。まともな知性を持っている人であればこのことを怪しいと感じて当たり前なのだ。

かつて立花隆の「宇宙からの帰還」という本が話題になった。そこで多くの飛行士が宇宙飛行の後に精神に異常をきたした事実が記されている。「地球や宇宙のあまりの美しさに感動し、それを神からの啓示ととらえたから」ということであるものは伝道師になったということである。副島氏によると立花氏はNASAの宣伝係であることがはっきりしつつあるということである。副島氏が言うには飛行士が精神異常をきたした本当の理由は「まさに歴史を捏造するというその悪事の大きさに耐えかね精神異常になった」ということである。こちらの方がよほどリアリティに富んでいると思う。

2.四つの疑問



副島氏は「月面着陸」が捏造であるという根拠として以下の四つの疑問を挙げている。

一つ目は、前述した「月面(ということになっている。NASAがネバダ州の砂漠のスタジオで撮影したものとロンドンのシェパートン・スタジオでスタンリー・キューブリック監督が撮影したものの両方からなる)で飛行士たちが飛び跳ねているあの映像」である。
あの月の丘(向こうに見えるなだらかな二つの山)の景色が、どれも全部同じだ。6回それぞれ別の場所に降り立ったことになっているのに、このことをどう説明するのだ。P110
二つ目は、もう一度、月に行ってこいである。「あれから35年もたったのだから、もう一度月に、行ってきなさいよ。簡単なことだろ?」である。「もう一度、月面着陸をやってみせてくれ」という私からの要求である。そうすると、それに対して「行く理由がないのです」とか「月の資源の調査はあの時に終わりました」とか、「費用がものすごくかかる(250億ドル、約3兆円!)のです」というような、おかしな「もう行かなくてもいい理論」を、私への反論者たちは必死で言い募った。これも実におかしな態度である。P112

それから三つ目、さっさと月面を細かく写しなさい。写せないわけがない、ということを私はこれからも徹底的に力説し続ける。ハッブル宇宙望遠鏡で写しているはずの大量の月面の、無人で月面に打ち込んだアポロ各号の残骸の精緻な写真を公表せよ。35年間もたっているのに、まだ「軍事機密だから発表できない」などと言うのか。私が、この間、調べて分かったことは、驚くべきことに月面を着地点から撮った写真は一枚もない。P116

私の主張点の残りのひとつ、即ち、四つ目は、再度前述したことに含まれる、月面へのロケットの軟着陸の困難性である。中略

私たちは、普通ロケットの軟着陸というと、たて型の棒状のロケットが逆噴射をしながら、少しずつ噴射口からの推進エネルギーを落としながら静かに着陸するものだと勝手に思い込んでいる。しかし、あれはアニメの「鉄腕アトム」の世界のことであって現実にはできない。中略

そして、さらには、その月面の着陸地点からの再発射という、軟着陸よりもさらにさらに何倍も困難である仕事の不可能性である。そしてさらには、再発射した着陸船をそれを月の上空の軌道上で司令船とドッキングさせることの大変さだ。P127

もうアメリカが正義の国ではないと感じている人であればこれだけの指摘だけで充分ではないだろうか?加えて言うと宇宙遊泳のシーンが撮られているのは地上からわずか250Kmの大気圏内でしかないのだ。そこから月まではなんと40万キロメートルの距離があるという。おまけにヴァンアレン帯という強い放射能の帯が地表から3,000~4,000Kmのところと2万Kmのところにふたつ存在する。要は有人宇宙飛行とは言っても地球のごくごく表面をぐるぐる回っていたのに等しいのだ。ヴァンアレン帯という危険な壁を突き抜けてその外へ有人で行くということには決して成功していなかったのである。

3.大嘘つきの支配者よ!反動を覚悟しろ!



それに比べて、総じて”いいところの坊ちゃん”である勉強秀才の理科系エリートたちは、少年時代から、「科学と学習」(学研)や「ニュートン」(ニュートンプレス)を買ってもらって読みふけり、あるいは学研の「科学実験セット(キット)」を買い与えられて熱中し、”宇宙への夢”を育んだ人々だ。この人々ほどアメリカ科学(という名の)宗教を信仰し続けている。私は彼らの脳に打撃を与えようと思う。P291


彼らは自分ではエリートだと思っていても、私のような門外漢がおかしいと思うことをさも真理で事実だったことを支持しないことには今の地位を維持することが困難なのだ。なんたる哀れなことであろうか?少年の時代に育んだ宇宙への夢が巨悪の権力によって踏みにじられてしまっているのだ。いくら彼らがあがこうが月に行ったということを証明できるものは何もないのが悲しい実態なのだ。

この本の中で最高におもしろい所はブッシュ大統領自身が暗に人類の月面着陸はなかったことをほのめかしている所である。

この中国への有人宇宙船成功の動きに反応して、アメリカのブッシュ大統領が、2003年12月5日に「再びアメリカは人類を月面に送る計画」を発表した。このブッシュの「有人月計画」は、私の読んだ記事には、「今後20年から30年を視野に入れた月への有人飛行再開計画」とあって笑ってしまった。P267


ははは、既に38年前に成功したとされることがなんと後、20年から30年くらいかかってやっと実現可能だと白状しているのだ。これこそまさに滑稽の極みというものであろう。

まもなく「国民投票法案」という民主主義を装った憲法改悪準備法が衆議院を通過しようとしている。既存の野党はまったく何の運動も作れていない。護憲団体のほとんども同じような状況である。既に65歳以上になられている60年安保闘争の先輩諸氏が国会前で唯一ハンストで闘われている。今のままではすんなりと通ってしまうだろう。腹がたつがこれがこの日本の今の情けない状況だ。でもこんな大嘘つきのアメリカ・日本の政府にこの地球の未来を委ねるわけにはいかない。深い闇は夜明けの前だと思う。私は決して諦めない。
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※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
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