湯田屋から見える「教育基本法改悪」

昨日は神楽坂で行われた「ストップ　石原都政の教育破壊！」「教育基本法改悪　NO!」の集会に参加してきた。ほとんどが教育関係の方で今の教育の現場で如何に破壊が進んでいるかが理解できた。ただもっと深いところで今の日本がどこへ向かっているかについてどれだけの人が理解されているかは疑問に感じた。

ビデオプレスTVが●緊急世論調査～教基法「改正」街の声（3分29秒）
http://vpress.la.coocan.jp/1209yumoto.wmv
を発表している。信じられないことだがほとんどの人が「教育基本法改悪」について知らない。毎日、北朝鮮をめぐる「6ケ国協議」などが一番の課題かのように報道されているのでまったく知らない人が多い。あまりにも酷いタウンミーティングでの金のばらまき、首相官邸のホームページとメルマガに年間７億円（1日なんと200万円）もかけている異常な神経。※ちなみに社民党が追求したのだが社民党では年間数十万円しかかけていないとのことである。インタビューの中で「○○をやって欲しい」という声があるが今の政府が国民のために政治をやっていると思うこと自体がピントがずれているとしか言えない。昨日はNHKスペシャルでワーキングプアの第2弾をやっていたが見ていて途中でうんざりしてしまった。国民の奴隷化の原因とそれへの解決策が何も示されていないのである。はっきり言おう。

売国与党こそがワーキングプアの原因であり、それらを政権から引きずり落とさない限りますます奴隷化は進むだろう！教育基本法改悪の狙いは「学校の畜産工場化」であり、「国家に従順に従う愚民の大量飼育」こそがその本質である。また思想統制のために「共謀罪新設」を目論んでいるのであり、すべての悪法は根が同じなのです。

今の世界を取り巻く状況を理解するためには湯田屋の戦略が見えない限り、何も解らないだろう。NHKの海外ニュースなんてB層は絶対見ないだろうし、解っている人間は馬鹿馬鹿しくて見ないだろう。唯一、自称エリートと思っている人間がしたり顔で見ているにすぎないと思う。真実は常識内にはないのである。陰謀論などと言われようがアメリカが建国以来如何に世界中に暴力を巻き散らかしてきたかということを理解しないと世界は決して見えてこないのです。以前にご紹介したヤコブ・モルガンの「混迷日本にとどめを刺せ！」を再度ご紹介します。1995年に出版された本ですが10年経って確実に現実のものとなってきています。