大恐慌に愚策は無用！国民を守る気概と策の無い者たちは政権を去れ！

少しだけ期待して見た党首討論であったが、45分という短い時間内のことであり中途半端な討論になることは目に見えてはいたが、アホウ太郎はどうにか無事に逃げ切ることができたようだ。一時補正の枠で借りを申し込む金額を見ていると、とりあえず年内は大丈夫などというアホウであったが、黒字でも倒産する企業が出ているという昨今の環境で年末の資金需要に対してそのような資金枠と現在の貸出し実績で充分などと言えること自体が甘い。そもそもアホウ太郎は「師走」という漢字の意味を知っているのだろうか。師とは先生のこと、「先生が金策に走る」というのが本来の師走の意味である。ただでさえ年末を乗り切るのは大変だというのに「100年に一度の経済危機」と言うわりには重大な決断から逃げ、権力にしがみつく醜い姿のみが印象的であった。対する小沢氏の方はと言えば「最初に総理就任祝い。続いて、そろそろ4人目に挨拶をする事態になるんじゃないか」と挑発するところがおもしろかったが全体として追求の弱さが目立ったように感じた。2次補正を実行しなかった場合、予想される倒産件数と解雇される労働者の数、それらをボードで示した上で、その対策としての提案という形で具体的に示して欲しかった。また「まずは景気だ！」なんてことを言っていたのだが、そんな大企業だけが潤えば良いという景気ではなく、「まずは雇用だ！」というセーフティネットと国民の生存を重視した対策を真っ先に掲げて欲しかった。現在、予定されている非正規雇用者への派遣切りは3万人に達するものであり、これに中小企業の倒産に伴う解雇とその影響を受ける家族を合わせると膨大な数になる。その対策をどうするつもりなのか。非正規雇用により利益を充分挙げている企業に解雇に伴う一時金を支給させることはなされてあたり前だろうし、数万規模の仮説住宅の着工に今すぐ取り組むことをやらないと大変な年末になることは目に見えている。それらの国民を救うのが政治のあるべき姿なのだが、どうも自民党はもちろん民主党にもそのような気概が感じられない。解雇される3万人もの人たちは自己責任などではなく、アメリカへの売国政策、構造改革による格差社会が生んだ犠牲者なのだ。

上は2008/2/28の記事、派遣会社とは現代の「奴隷商人」???で紹介したものである。「ピンハネ」という言葉の意味をご存知でしょうか。ピンハネとは一割を巻き上げるという意味である。上の派遣会社の例だとメーカーから支払われた2500円の内、1500円を巻き上げた上で残りの1000円を労働者に支払う例である。1500÷2500＝0.6なんと6割もピンハネ（というか6ピンハネと言う方が正確）しているという実態なのです。本来は期間工として募集していた頃は一人につき3500円を払っていたのだが、それが1000円にまで落とされ、おまけにそこから寮費などを引かれるのであるからたまったものではない。当然、ほとんどが雇用保険にも入っていないし、社会保険にも入っていない。病気になっても医者へも行けない、無保険者なのだ。貧困になるのが当たり前の構造であることを知って欲しい。

アホ太郎は経営者としての経験を自慢したがるが、所詮、朝鮮から連行してきた人たちを強制的に炭坑で働かせてその基礎を作った巨悪企業の経営には資金繰りなど存在しないのだ。経営者にとって大変なのは資金繰りであり、多くの資金が必要になる師走にその手当てをすることなく、倒産させてしまうことはあってはならないことである。倒産すべきはまさに自民党と公明党である。なんの突っ張りにもならない12000円程度の金をばらまいて2兆円もの金をドブに捨てるような愚策は歴史の笑いものになるだろう。

世界的な恐慌を乗り切るためには食糧の確保こそが急がれる。そういう意味では新ニューディール政策としては国有地を利用して米、野菜、大豆といった基本食料を栽培することこそ大きな国策たり得ると信じている。ロックフェラーの893企業であるモンサントの遺伝子組み換え大豆で作った豆腐や納豆なんて食べたくない。遺伝子組み換えのトウモロコシやナタネで作った食用油なんてどんな危険が待っているか予想できない。自公の売国奴どもは自分たちの利益さえよければ後は野となれ山となれというような先の戦争を引き起こしたものたちの2世、3世たちである。原子力発電を進めるために「地球温暖化詐欺」を平気でキャンペーンするものたちだ。そんな者どもにこの日本をこれ以上好きなようにされては堪らない。

きちんとしてないヤツが「きちんと」なんて言葉を使うな！

「綸言汗の如し」アホウ太郎はこんな言葉は知らなかったでしょうね。あんな品の無いチンピラが天子なんて小沢さんも持ち上げるのがお上手でした。
※綸言汗の如し（りんげんあせのごとし） 出典：『礼記』 [意味] 汗が一度出ると再び体内に戻らないように、天子のことばは口から出ると訂正したり取り消したりすることはできない。一度口に出したことばは取り消せないという意味でも用いる。

衆議院本会議「会期延長」反対討論の隠し味 - 保坂展人のどこどこ日記より
保坂さんも意外と柔らかいですね。笑ってしまいました。はなゆーさんのブログによると9時からアホウ太郎の記者会見があるということで気になります。