旧体制のアガキが目立つ昨今です！

国民の間に自公政権に対する怨嗟の声がますます高まっているにも関わらず旧体制のアガキが目立っています。小気味のいいことに長崎の被爆者団体からアホ太郎にクレームが付いた。

【そのような考えで長崎の式典には来るなと言いたい】（長崎）被爆者は怒りと失望（ＮＨＫ長崎）
http://www.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/02.html

被爆者は怒りと失望

麻生総理大臣が広島市で行った記者会見で、アメリカの『核の傘』が必要だという認識を示したことについて、長崎の被爆者からは批判する声が相次ぎました。

このうち、長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄会長は、「アメリカでオバマ大統領が誕生し、核兵器廃絶への機運と期待が高まっている時に、被爆国の総理大臣が流れに逆行する発言をしたことは理解できず、強く抗議したい。核兵器と人類は共存できず、そのような考えで長崎の式典には来るなと言いたい」と述べて、麻生総理の発言を批判しました。

また、長崎県被爆者手帳友愛会の中島正徳会長は、「式典では、『核兵器の廃絶を目指す』といいことを言って、会見ではまったく違う内容を言った。８月６日に広島でする発言とは思えず、被爆者をバカにしている。撤回を求めたい」と話しました。

また、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、「長崎原爆の日に麻生総理大臣と被爆者５団体が会うことになっているが、このまま会っていいのかどうか、ほかの被爆者団体と相談したい。会う場合には、どちらが本心なのか聞いて、アメリカの核の傘が必要だという発言の撤回を求めたい」と話しています。


コメント：ＮＨＫのラジオニュースで聞いた。ネットでその記事をさがすも全く見つからない。ＮＨＫの長崎（地方版）にやっと見つける。被爆者団体からこのような抗議が出ていることを新聞は、明日になれば一部地域においては載せるかもしれないが、現時点では、戒厳令が引かれているような報道規制、あるいは自主規制である。これでは国民はなにも知らずにかつての道（戦争）へ転げ落ちていくばかりだ。朝８時１５分、原爆犠牲者に対し黙祷したばかりなのに…。

そうかと思えば田母神の講演会には全国から1300人もの人が参加してメイン会場に入りきれなかった人が第二会場で中継をみながらの参加となったことが日本会議広島のホームページに書かれている。麻生が地元に戻ったときに7000人もの人が出迎えたということだが、こんなものはやらせのタウンミーティングと同じで官房費とかなにかをバラ撒いて人を集めているのだろう。まあ誰しも金には弱いです。本来、右翼というのは民族の独立を志向するのが筋なのだが現在の日本の偽右翼どもは屈辱的な日米同盟をなんら問題にすることなく民族派のふりをして対米従属路線を支えているに過ぎないのです。

しかしあの幸福実現党の大川きょう子と田母神が産経新聞の意見広告で対談をしていました。どちらも善人ぶった悪党という点ではまるで同じ穴のムジナだと思います。私の場合、顔を見ただけで怪しい人間を見分ける特技を持っています。そういう点では「みんなの党」を立ち上げる渡辺よしみなどまさに怪しさ120%でまさに植草一秀さんが言うところの「偽装CHANGE」勢力そのものです。幸福実現党もみんなの党もその目的は反自民の装いをしつつ民主に流れる票を少しでも奪うことにあるのはみえみえなのです。何人かが通ったところで公約など最初から守る気はないですし、守る気があっても少数党故に守れなかったと言えばすむことなのです。官僚政治を破壊するそぶりを見せながら、実は官僚制度を守ろうとしていることは明らかなのです。しかし「みんなの党」ってふざけた名前ですね。「あんたたちの党」でしかないのに何で「みんなの党」なのでしょう。「自民党を壊す！」などと景気のよいことを言った小泉が壊したのはこの日本そのものだったのであり、もうこんな二番煎じにだまされてはなりません。裁判員制度をめぐる報道のあり方にも腹立たしいことが多いが今日はこのあたりにしたい。

東京8区(杉並区）から立候補予定の保坂展人さんを応援しています。