ヒューマン・ニューディール政策~ヘンリー私案を問う!
1.ETV特集~作家 重松清が考える働く人の貧困と孤立のゆくえ

11/8の日曜日、NHK教育放送にて夜の10時から11時半の1時間半に亘って作家の重松清さん(46歳)が「年越し派遣村」に関わった人たちを追った番組でした。首都圏青年ユニオンの河添書記長との対談、名誉村長であった宇都宮弁護士とのお話、派遣切りにあった人たちのその後など非常に見ごたえのある番組であった。私も4回ほど登場していたし派遣村で知り合った人たちの生の声も聞くことができました。(※再放送の予定はないようですがNHKアーカイブスを使うとインターネットで見ることができるようです。)
「年越し派遣村」は普段はマスゴミの意図的な操作によって見えなくされているこの国の貧困の実態を、誰にでも見えるものにしたことで多くの人たちに問題を突きつけたと思います。私も5日間、ボランティアとして通い(1/2はばてて休んだ)、自分の目で「すべり台社会」の実態を見ることができた。「反貧困」の運動に共感するし、少しは関わってきた。しかし番組を見て感じたことは「貧困」の実態というものが私の認識を遥かに超えているという現実に衝撃を感じたのでした。現在の時点で炊き出しを必要とする人が去年の倍は要るというのです。やはりマスゴミによって貧困の実態が隠されてしまっているのです。「自己責任」という名のもとにすべてを自分のせいにされ、孤独の中で死を選ばざるを得ない人が跡を絶たないのです。幸い、政権交代により派遣村の村長であった湯浅誠さんが内閣府参与となられ、緊急雇用対策本部の貧困・困窮者支援チームの事務局も務められることになった。※首相官邸のページに載っているのだから政権交代を如実に感じさせる。政府では去年のようにボランティアの手を借りることなく貧困・困窮者を支援しようとしていて歓迎することである。だからと言って「おまかせ」ということではなく私なりの雇用対策を提案しようと思ったのです。
2.畑がついているエコアパート

最新技術が組み込まれたエコアパート!
花園荘は4世帯が暮らす賃貸アパート。間取りは2DKG。Gはガーデンの“G”。ここは、畑付きの賃貸アパートです。目指したのは“台所と畑がつながっているアパート”。朝ご飯の支度をしながら庭先の畑で青菜を取り、そのまま湯がいて食卓に並べることができます。食べた後の生ゴミは、 庭に戻し、有機肥料として畑で使われます。さらに、どの家にも古いワイン樽を利用して作られた雨水タンクがあり、農作業用の水に使われています。ゴミも雨も無駄にしないまさに循環するアパートです。
間取りは2DKG!畑付きエコアパート拝見! - [ボランティア]All About夏でも秋のように涼しくて、冬でも春のように暖かい。そんなしかけもエコアパートには施されています。それを可能にしているのが、屋根に組み込まれたそよ風という太陽集熱システム。これがとても画期的なシステムなのだそう。
屋根の下にアルミ板を敷き詰めることで、屋根の熱を空気が捕まえます。温められた空気をそのまま床下の基礎に送られ、コンクリートに蓄熱するのです。そのおかげで冬でも室内の最低気温は14度以下には下がりません。
間取りは2DKGです。Gはガーデンの“G”。ここは、畑付きの賃貸アパートなのです。メゾネットの2DKに、4×4平米の畑がついているから2DKG。目指したのは“台所と畑がつながっているアパート”です。
朝ご飯の支度をしながら庭先の畑で青菜を取り、そのまま湯がいて食卓に並べることができます。食べた後の生ゴミは、 庭に戻し、有機肥料として畑で使われます。さらに、どの家にも古いワイン樽を利用して作られた雨水タンクがあり、農作業用の水に使われています。ゴミも雨も無駄にしないまさに循環するアパートなのです。
垣根もなく住民同士のコミュニティも
アパート入り口にはパーマカルチャーの考えに基づいた小さな庭が作られています。
アパートの作りもとても開放的です。垣根がないことで、住人同士が顔の見える関係を作り、気軽にコミュニケーションが取れるような構造です。住んでいる方にうかがったところ、鍋パーティをしたり、一緒に畑の苗を買いに行ったり、関係も深まっているんですって。
開放的な作りなので、天気の良い日は、いつも家中の窓を開け放って暮らしています。心地良い風が抜けていき、本当に気持ちが良いのだそうです。そういう環境なら、お隣との交流も自然に増えるのも納得です。顔の見える関係が築きやすいのもエコライフを楽しむしかけの1つといえますよね。
まるで東京に暮らしているとは思えないようなライフスタイルです。ちなみにお家賃は、12万3000円です。高い? 安い? どう思いますか? 23区内で駅近、畑付きで、光熱費(食費も?)などをグッとおさえられると思うと、決して高くはない。ガイドはそう思いました。
そうですね。私の10㎡という超狭いアパートでも49,500円もするわけですから3人でシェアできればひとり41,000円ですから安いと言えるでしょうね。問題はその家賃すら出せない多くの人たちが居るということなのです。
3.セルフビルドで作りたい!
10/23に発表された政府の「緊急雇用対策」の中には次のように述べられている。
内需主導の経済成長を目指す観点から、未来の成長分野として期待される「介護」、「農林」等の分野やNPO、社会的企業が参加した「地域社会雇用」の創造に取り組む。これらの分野での新たな就業や雇用情勢が悪化した他の産業分野からの転職・転業を支援するため、職業訓練、とくに「働きながら職業能力を高めること」を重視した「積極的労働政策」を本格的に展開するとともに、「産業政策」や「文教政策」と連動した取組を推進する。
確かに現在の日本は食料自給率が低く、それらを高めるための「農」という分野はとても重要であると思う。しかし現代の貨幣経済を前提として「農業」に取り組むという発想にこだわる必要もないと思う。
歴史的に振り返れば資本主義が勃興した頃のイギリスにおいてはエンクロージャ(囲い込み)により農民は土地を追われ、都市労働者を選択した。戦後の日本においても同じような流れがあったという。地方から都会に流れた多くの労働者がその後の高度経済発展の主役となった。それから60年、都会には仕事がなく(もちろん地方にはもっとない)、多くの人たちが住まいすら失い、貧困に喘いでいる。
必要なことは生存に必要な住まいを確保し、食料を得ることだ。そのためには必ずしもお金は必須ではない。明治維新以降、薩長によって滅ぼされた藩は蝦夷地へ、あるいは会津のようにアメリカへ新天地を求めた。(ロサンゼルスのリトル東京は会津出身者によって作られたという。)この平成の大不況の今こそ都会の周りにいくらでもある荒れ果てた休耕地を再開発するという発想が求められていると思う。まだまだアイディアレベルなので箇条書きでまとめてみたい。
・300~500人くらいの開墾団を組織する。
・月々ひとり10万円の手当てが支給される。
・最初は居住スペースとして巨大プレハブを用意する。
・ひとりの住居スペースとしては住居10坪+畑5坪=15坪程度(ふたりでも充分住める)全体としては4500坪程度。
・基礎工事は専門家の指導で共同で取り組む。
・工具類などは共有する。
・2×4あるいはログハウスは希望で選択可能。
・間伐材を有効利用し、低コストで建築する。
住宅と同時に共同の畑と水田を耕す。図書館から借りている「田舎暮らしの本」が2冊あるのだが、上は充分可能な計画だと思う。技術的な問題や法的な問題、地元との調整など多くの課題があるとは思うが人口流入することによって地域の活性化を期待する地域は日本全国でとても多い。一方で雇用と生存を守り、他方で地域の活性化を図る計画であり、税金の垂れ流しどころか日本の食料自給率を向上させ安全な食料を確保する意味でも「ヒューマン・ニューディール」という言葉にふさわしい私案=試案だと考えている。ぜひ前向きなご意見をお寄せいただきたいと思います。これらの発想をするにあたってトークライブ--お金の在り方を変えよう--今のお金の流れを変えなければ未来はない!を参考にさせていただきました。

【関連過去記事】
・仰天のノルウェイの刑務所第二弾!これぞ近未来の日本のあるべき姿!
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-569.html
・北欧の経済システムと社会民主主義に学ぼう!(1)
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-570.html
・北欧の経済システムと社会民主主義に学ぼう!(2)
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-572.html
・世界的に新自由主義に刺めをさす元年だ!戦争経済を回避し幸福の経済を構築しよう
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-602.html
・民主党マニフェストに見るエネルギー政策と食料政策
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-728.html
・成長などなくても国民は豊かになれる!10年でCO2を25%削減することなど簡単!
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-753.html
- このエントリーのカテゴリ : 新しい時代
コメント
市橋逮捕!!
昨日、こちらのブログで市橋の逃走劇のうさんくささを、ほのめかした途端、
今日いきなり逮捕されたので、驚きました。
公安もモニターしているんでしょうか?(笑)
今日いきなり逮捕されたので、驚きました。
公安もモニターしているんでしょうか?(笑)
この社会情勢にもかかわらず、今でも生活弱者への罵り言葉を耳にすることがあり、不快を感じると同時に日本は壊れてしまったと再認識しています。
本稿の案は人と人とが近い環境であることから、最初はトラブルが起きるかも知れませんが、次第に日本人の失ったものを再構築していく共同体ができてくると思います。
日本人の社会性という意味においても、本稿の案の主旨に賛同します。
本稿の案は人と人とが近い環境であることから、最初はトラブルが起きるかも知れませんが、次第に日本人の失ったものを再構築していく共同体ができてくると思います。
日本人の社会性という意味においても、本稿の案の主旨に賛同します。
持続可能な確かな未来を!
☆トッペイさん
ははは それはないかも?またマスしゃぶは当面このニュースばかりでしょうね。東京駅に近づく新幹線をヘリコプターから写したりして・・・よくやりますよ!
☆I君
今の日本をひとことで表現すると呆痴(ほうち)国家というところではないでしょうか。現状の批判をすることはそんなにむずかしくないと思いますが、モデルを紹介したり、あるべき未来を提起するということは誰にでもできるものではないということがわかります。
ははは それはないかも?またマスしゃぶは当面このニュースばかりでしょうね。東京駅に近づく新幹線をヘリコプターから写したりして・・・よくやりますよ!
☆I君
今の日本をひとことで表現すると呆痴(ほうち)国家というところではないでしょうか。現状の批判をすることはそんなにむずかしくないと思いますが、モデルを紹介したり、あるべき未来を提起するということは誰にでもできるものではないということがわかります。
>歴史的に振り返れば資本主義が勃興した頃のイギリスにおいてはエンクロ
>ージャ(囲い込み)により農民は土地を追われ、都市労働者を選択した。戦
>後の日本においても同じような流れがあったという。地方から都会に流れた
>多くの労働者がその後の高度経済発展の主役となった。それから60年、都>会には仕事がなく(もちろん地方にはもっとない)、多くの人たちが住まいすら>失い、貧困に喘いでいる。
この本質には、1973年まで続いた高度成長が1974年に始まる世界同時不況で頓挫し、その後のレーガノミクスやサッチャー「改革」や中曽根「民活路線」を結節点とするケインズ主義的な経済政策放棄以降の歴史的に生成されてきた新自由主義政策が横たわっています。つまり、マルクスやエンゲレスが指摘したような古典的自由主義に特有の自由主義段階の資本主義であるイギリス産業資本の勃興期にみられるようなプロレタリアートに対する「賃労働と資本」の階級関係が露骨になっているということです。
それらの背景には、資本の過剰生産能力=過剰資本によって資本蓄積=資本の利潤率低下を招きつつ、過剰な資本は自国の国民生活の向上に使用されることなく、国際競争力の激しい市場争奪に生き残るがために資本輸出に向けられ、かつては修正資本主義政策で保障していたプロレタリアートに対する社会保障と労働者保護法(貧困層の増大は90年代後半に行われだした労働法改悪が根底にある)を大きく削りながら新自由主義政策が展開されてきたわけです。
それらの実態が矛盾が暴露されだしたのが、今日の世界経済の実情なのです。
これらを解決するには、かつてのニューディール経済政策のような民主的な労資関係を再び導入することなしにはありえず、戦争を公共事業として使用するのは禁じ手でしかありません。
この意味で、アメリカのオバマ大統領が核廃絶を打ち出したり、平和外交路線を重視しているのは、重要だともいえます。
かつての、世界恐慌→世界大戦のような世界史にいたらないよう私たちは、声をあげる必要があります。
なお、世界資本主義における自由主義段階(イギリス産業資本が支配的)から帝国主義段階(ドイツ金融資本が支配的)移行期に生成した後発資本主義(ドイツ、日本、ロシアなどの帝国主義)としての日本資本主義発達に関しては、E.H.ノーマンの『日本における近代国家の成立』岩波文庫が参考になります。
ちなみに日本の金融資本(帝国主義)=銀行と産業資本の融合体であり、支配的資本は重工業の形成は、帝国主義的侵略戦争そのものの日清戦争における賠償金を元手に八幡製鉄を建設しつつ、金融資本に特有な株式投機によって資金を社会的に集中させながら軍需産業に資金を集中投資していくことで形成した結果、中国市場争奪のために日本と中国、日本とアメリカとの対外的対立として世界大戦に日本は参戦していったわけです。
こうした歴史がなかなか総括できないのは、GHQが戦後の日本を反共防波堤にするために、戦前の帝国主義者たちを戦後復帰させて戦後日本を長く統治させてきたからにほかなりません。
その意味で、かつての南米や韓国などの親米反共軍部独裁政権と同様だったのが戦後日本の政治史の実態だったとのです。
自民党の有力議員や警察幹部には、戦争犯罪人や特高あがりがかなりの数で存在してきた事実を見れば、彼らが糸を引いて「つくる会」教科書などを発行させてきたのだと合点がいくばかりです。
こうした動きは、古典的な自由主義への回帰や露骨な帝国主義への回帰=イラク戦争などに見られる帝国主義的な戦争発動などと並行して日本を再び戦争のできる国に転換しようとしてきた自民党の改憲策動と階級闘争弾圧法・政治弾圧法・反戦運動取締り法=共謀罪新設(イギリス工場法や過去の日本の治安警察法・治安維持法の現代版。労働者を取り込む予防反革命的・修正資本主義的な社会保障ではなく、労働者弾圧を前面に押し出すといった露骨な治安政策。公務員の部署が、社会保障担当から治安維持・警察・軍事力に過剰にシフト化されだしていたが、これでは根本的解決には至らないのは、第一次大戦や第二次大戦にいたった世界史を見れば明らか。)などと一体で進められてきたのですが、それが先ほどの総選挙で自民党大敗によって一時頓挫したことは歓迎すべき事柄です。
と同時に、新たなニューデール政策の実施を掲げる民主的な政権を支持しつつ、世界恐慌→世界大戦のような世界史にいたらないよう私たちは、声をあげる必要があることを実感しました。
ヘンリーさん、共謀罪は廃案になったものの、官憲はいまだこの法案の上程を捨ててはいませんので、警鐘乱打の世論をご一緒に呼びかけていきましょう。
>ージャ(囲い込み)により農民は土地を追われ、都市労働者を選択した。戦
>後の日本においても同じような流れがあったという。地方から都会に流れた
>多くの労働者がその後の高度経済発展の主役となった。それから60年、都>会には仕事がなく(もちろん地方にはもっとない)、多くの人たちが住まいすら>失い、貧困に喘いでいる。
この本質には、1973年まで続いた高度成長が1974年に始まる世界同時不況で頓挫し、その後のレーガノミクスやサッチャー「改革」や中曽根「民活路線」を結節点とするケインズ主義的な経済政策放棄以降の歴史的に生成されてきた新自由主義政策が横たわっています。つまり、マルクスやエンゲレスが指摘したような古典的自由主義に特有の自由主義段階の資本主義であるイギリス産業資本の勃興期にみられるようなプロレタリアートに対する「賃労働と資本」の階級関係が露骨になっているということです。
それらの背景には、資本の過剰生産能力=過剰資本によって資本蓄積=資本の利潤率低下を招きつつ、過剰な資本は自国の国民生活の向上に使用されることなく、国際競争力の激しい市場争奪に生き残るがために資本輸出に向けられ、かつては修正資本主義政策で保障していたプロレタリアートに対する社会保障と労働者保護法(貧困層の増大は90年代後半に行われだした労働法改悪が根底にある)を大きく削りながら新自由主義政策が展開されてきたわけです。
それらの実態が矛盾が暴露されだしたのが、今日の世界経済の実情なのです。
これらを解決するには、かつてのニューディール経済政策のような民主的な労資関係を再び導入することなしにはありえず、戦争を公共事業として使用するのは禁じ手でしかありません。
この意味で、アメリカのオバマ大統領が核廃絶を打ち出したり、平和外交路線を重視しているのは、重要だともいえます。
かつての、世界恐慌→世界大戦のような世界史にいたらないよう私たちは、声をあげる必要があります。
なお、世界資本主義における自由主義段階(イギリス産業資本が支配的)から帝国主義段階(ドイツ金融資本が支配的)移行期に生成した後発資本主義(ドイツ、日本、ロシアなどの帝国主義)としての日本資本主義発達に関しては、E.H.ノーマンの『日本における近代国家の成立』岩波文庫が参考になります。
ちなみに日本の金融資本(帝国主義)=銀行と産業資本の融合体であり、支配的資本は重工業の形成は、帝国主義的侵略戦争そのものの日清戦争における賠償金を元手に八幡製鉄を建設しつつ、金融資本に特有な株式投機によって資金を社会的に集中させながら軍需産業に資金を集中投資していくことで形成した結果、中国市場争奪のために日本と中国、日本とアメリカとの対外的対立として世界大戦に日本は参戦していったわけです。
こうした歴史がなかなか総括できないのは、GHQが戦後の日本を反共防波堤にするために、戦前の帝国主義者たちを戦後復帰させて戦後日本を長く統治させてきたからにほかなりません。
その意味で、かつての南米や韓国などの親米反共軍部独裁政権と同様だったのが戦後日本の政治史の実態だったとのです。
自民党の有力議員や警察幹部には、戦争犯罪人や特高あがりがかなりの数で存在してきた事実を見れば、彼らが糸を引いて「つくる会」教科書などを発行させてきたのだと合点がいくばかりです。
こうした動きは、古典的な自由主義への回帰や露骨な帝国主義への回帰=イラク戦争などに見られる帝国主義的な戦争発動などと並行して日本を再び戦争のできる国に転換しようとしてきた自民党の改憲策動と階級闘争弾圧法・政治弾圧法・反戦運動取締り法=共謀罪新設(イギリス工場法や過去の日本の治安警察法・治安維持法の現代版。労働者を取り込む予防反革命的・修正資本主義的な社会保障ではなく、労働者弾圧を前面に押し出すといった露骨な治安政策。公務員の部署が、社会保障担当から治安維持・警察・軍事力に過剰にシフト化されだしていたが、これでは根本的解決には至らないのは、第一次大戦や第二次大戦にいたった世界史を見れば明らか。)などと一体で進められてきたのですが、それが先ほどの総選挙で自民党大敗によって一時頓挫したことは歓迎すべき事柄です。
と同時に、新たなニューデール政策の実施を掲げる民主的な政権を支持しつつ、世界恐慌→世界大戦のような世界史にいたらないよう私たちは、声をあげる必要があることを実感しました。
ヘンリーさん、共謀罪は廃案になったものの、官憲はいまだこの法案の上程を捨ててはいませんので、警鐘乱打の世論をご一緒に呼びかけていきましょう。
☆日本国憲法擁護連合さん
もはや貨幣経済は急速に崩れだしています。それでも家や食べ物は必需品です。経済がこの先どう向こうが、家や食べ物を確保しておきさえすれば激動の時代であってもサバイバルできると思います。政府の住宅政策、雇用対策としてもそれほどの財源を必要としないと思います。
もはや貨幣経済は急速に崩れだしています。それでも家や食べ物は必需品です。経済がこの先どう向こうが、家や食べ物を確保しておきさえすれば激動の時代であってもサバイバルできると思います。政府の住宅政策、雇用対策としてもそれほどの財源を必要としないと思います。
>もはや貨幣経済は急速に崩れだしています。
インフレなき経済成長というアメリカはバブルはいんちきだった証明です。
昨今の金融危機はドル危機に直面するのは当然のなりゆきです。現在進行形の世界経済は、ドル危機の再浮上にいたっています。
そのなかで、ドルの国際通貨体制の瓦解に備えるためには、EUのような戦前の排他的な経済圏ではない、アジア経済圏が急務になってくることでしょう。
>それでも家や食べ物は必需品です。
>経済がこの先どう向こうが、家や食べ物を確保しておきさえすれば激動の時>代であってもサバイバルできると思います。政府の住宅政策、雇用対策とし>てもそれほどの財源を必要としないと思います。
おっしゃるとおりです。
世界恐慌時も、世界農業恐慌を併発し、食糧問題が起きました。
私が尊敬する宇野経済学では、現代資本主義の最大の問題は、世界農業問題であるとしましたが、まさに世界恐慌は世界農業問題として結果していくのは目に見えています。
とくに、信用通貨が瓦解すると、金と食料が第一になっていきます。
七十四年の世界同時不況時の七十年代のあの石油ショックのような出来事にならないよう、政府がしっかりとした経済政策をとらなければなりません。
私はそのような出来事にならないよう、今からしっかりとした経済政策を日本政府は検討してほしいと考えています。
もちろんそれが戦前の排他的な大東亜共栄圏ではない、民主的で公正な東アジア共同体構想が有効な解決策になっていくものと、金子勝慶応大学教授の講義を経験し、慶応大学の金子勝さんや多摩大学学長の寺島実郎さんの著作を読んできた私も実感しています。
竹中らとはえらい違いですので、こうした方々の著作で経済をじっくり考えて生きたいです。
ヘンリーさんにお勧めが、慶応大学の金子勝さんや多摩大学学長の寺島実郎さんの著作です。
インフレなき経済成長というアメリカはバブルはいんちきだった証明です。
昨今の金融危機はドル危機に直面するのは当然のなりゆきです。現在進行形の世界経済は、ドル危機の再浮上にいたっています。
そのなかで、ドルの国際通貨体制の瓦解に備えるためには、EUのような戦前の排他的な経済圏ではない、アジア経済圏が急務になってくることでしょう。
>それでも家や食べ物は必需品です。
>経済がこの先どう向こうが、家や食べ物を確保しておきさえすれば激動の時>代であってもサバイバルできると思います。政府の住宅政策、雇用対策とし>てもそれほどの財源を必要としないと思います。
おっしゃるとおりです。
世界恐慌時も、世界農業恐慌を併発し、食糧問題が起きました。
私が尊敬する宇野経済学では、現代資本主義の最大の問題は、世界農業問題であるとしましたが、まさに世界恐慌は世界農業問題として結果していくのは目に見えています。
とくに、信用通貨が瓦解すると、金と食料が第一になっていきます。
七十四年の世界同時不況時の七十年代のあの石油ショックのような出来事にならないよう、政府がしっかりとした経済政策をとらなければなりません。
私はそのような出来事にならないよう、今からしっかりとした経済政策を日本政府は検討してほしいと考えています。
もちろんそれが戦前の排他的な大東亜共栄圏ではない、民主的で公正な東アジア共同体構想が有効な解決策になっていくものと、金子勝慶応大学教授の講義を経験し、慶応大学の金子勝さんや多摩大学学長の寺島実郎さんの著作を読んできた私も実感しています。
竹中らとはえらい違いですので、こうした方々の著作で経済をじっくり考えて生きたいです。
ヘンリーさんにお勧めが、慶応大学の金子勝さんや多摩大学学長の寺島実郎さんの著作です。
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プロフィール

Author:ヘンリー・オーツ
●個人サイト
Henrry's talking to myself
http://henrry.net
※現在62歳の万年ロックおじさんです。元過激派高校生です。もう狂った世界や政治のことを書くのに疲れました。これからは新しい時代を予感させる情報をお伝えします。
大阪府守口市出身 東京生活10年を経て
山梨県北杜市小淵沢町在住
サバイバル生活を実践しています。彼女と古民家にて菜園と「流しそうめん&明石焼き」のお店を開きたいです。
●詳細プロフィールは・・
http://henrry.net/
profile.htm
●e-mail
henrryd6@gmail.com
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